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引っ越し業者の選び方と見積もり

引っ越し業者に頼む時の見積もりの取り方と、国の標準の約款で決まっていることを説明します。見積もりの料金、解約の手数料、段ボール、荷物が壊れた時の期限と相談先が分かります。

R生活サポート部2026年10月28日
荷物と段ボールを積んだトラックの荷台

写真:brownpau(CC BY 2.0) 元の写真

この記事では、引っ越し業者に頼む時の、見積もりの取り方と注意することが分かります。国が決めた「標準引越運送約款(ひょうじゅんひっこしうんそうやっかん)」のルールも説明します。

見積もりは何社か比べる

引っ越しの料金は、荷物の量、運ぶ距離、日にち、作業の内容で変わります。1社だけで決めず、何社かの見積もりを比べましょう。

見積もりの方法には、家に来てもらう方法と、電話やインターネットの方法があります。電話やインターネットの時は、荷物の量や、階段・エレベーターの有無を正しく伝えます。伝え方が足りないと、当日に荷物が積みきれないことがあります。

見積もりのお金と見積書

標準引越運送約款では、見積もりの料金は請求しないことになっています。ただし、家に来て下見をした時は、下見の費用を請求することがあります。その場合は、先に金額を知らせて、了解を得ることになっています。

見積書には、次のことが書かれます。よく読んで比べましょう。

  • 荷物を運び出す日と、届ける日
  • 料金の合計と、その内訳
  • 解約手数料の額
  • 業者がする作業と、自分でする作業

エアコンの取り外しなど、ほかの作業を頼む時は、それも見積書に書いてもらいます。

解約・延期の手数料

自分の都合で解約や日にちの変更をすると、手数料がかかることがあります。標準引越運送約款の上限は次のとおりです。

連絡した日手数料の上限
荷物を運び出す日の2日前(前々日)見積もりの運賃などの20%
前日30%
当日50%

それより前に連絡すれば、この手数料はかかりません。また、業者は運び出す日の3日前までに、見積もりの内容に変更がないかを確かめることになっています。確かめなかった時は、解約手数料を請求しません。

段ボールを受け取る時

契約の前に、段ボールなどの資材を置いていく業者もあります。国民生活センターは、受け取る時に、契約しなかった時の返し方と費用を確かめるよう呼びかけています。

荷物が壊れた時

  • 引っ越しの前と後に、家具や家電、部屋の様子を写真で残しておきます。
  • 荷物の傷や、なくなった物に気づいたら、すぐ業者に連絡します。
  • 標準引越運送約款では、荷物の一部がなくなったり壊れたりした時の業者の責任は、荷物を受け取った日から3か月以内に知らせないと、なくなります。

話し合いで解決しない時は、消費者ホットライン「188」に電話します。近くの消費生活センターにつながります。

まとめ

  • 見積もりは何社か比べる。荷物の量と運ぶ道を正しく伝える。
  • 見積もりは原則無料。下見の費用は、先に金額を知らせて了解を得た時だけ。
  • 解約の手数料は、前々日20%・前日30%・当日50%が上限。
  • 壊れた物は、受け取ってから3か月以内に業者へ知らせる。困ったら188。

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