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母国への送金のしかた比べ|手数料と為替の見方

銀行と資金移動業者など、母国へお金を送る方法の種類ごとに、手数料のしくみと為替の上乗せの見方を説明します。本人確認で聞かれる事と、違法な地下送金の危険も分かります。

2026年10月29日

この記事では、母国へお金を送る方法の種類と、手数料のしくみが分かります。「家族が受け取る額」で比べる計算のしかたも説明します。特定の会社は勧めません。基本は「国の家族へお金を送る方法と手数料の見方」の記事も見てください。

送る方法の種類

種類送れる額送れる国
銀行銀行の決まりによるほとんどの国・地域
資金移動業者(第一種)100万円を超えても送れる(国の認可が要る)会社による
資金移動業者(第二種)1回100万円まで会社による
資金移動業者(第三種)数万円ほどの少ない額だけ会社による

種類は金融庁の説明によります。資金移動業者は、国の登録が要ります。登録の無い業者は違法です(金融庁の外国人向けの資料)。使う前に、金融庁の登録業者の一覧で名前を探します。

かかるお金は3つに分けて見る

  1. 送る手数料:申し込む時に払うお金
  2. 為替の上乗せ:会社が使うレートと、その日の基準のレートの差
  3. 途中の手数料:銀行の送金では、国や受け取る銀行によって、途中の銀行の手数料などが送るお金から引かれることがあります(例:ゆうちょ銀行の国際送金)

「手数料0円」でも、2の上乗せが大きいと、家族が受け取る額は少なくなります。

為替の上乗せの見方

  1. 同じ時間の「基準のレート」を調べる(銀行が出す仲値や、相手の国の中央銀行のレート)
  2. 会社の画面で、送る額と「家族が受け取る額」を見る
  3. 次の式で、かかった割合を出す

かかった割合=(基準のレートで替えた額−家族が受け取る額)÷基準のレートで替えた額

架空の例:基準のレートが「1円=100」の国へ、5万円を送る(基準で替えると5,000,000)

A社B社
送る手数料0円1,000円(送る額から引く)
会社のレート1円=971円=99.5
家族が受け取る額4,850,0004,875,500
かかった割合3.0%約2.5%

この例では、手数料が0円のA社より、B社の方が多く届きます。

本人確認で聞かれること

  • 氏名・住所・生年月日を書類で、職業と取引の目的を口頭などで確かめます(全国銀行協会の取引時確認の案内)
  • 送る目的や、お金の出どころ(給料など)も聞かれます。会社の判断で、送金を断ることもあります(金融庁)
  • 1回100万円を超える海外送金は、銀行などが税務署に「国外送金等調書」を出します(国税庁)。給料の明細など、お金の出どころが分かる物を残しておきましょう

違法な地下送金に近づかない

  • 地下銀行=免許・登録なしで送金をする事で、犯罪です(金融庁)
  • 「安い」「早い」「現金を渡せば届く」と言う個人やSNSの業者は使いません
  • 人のお金を代わりに送ってお礼をもらう話も断ります。自分の口座を人に使わせることも犯罪です(「口座を売る・貸すのは犯罪」の記事)

困った時は、金融庁の金融サービス利用者相談室(0570-016811)でも相談できます。

まとめ

  • 銀行か、金融庁に登録した資金移動業者を使う
  • 比べるのは「家族が受け取る額」。手数料と為替の上乗せを合わせて見る
  • 本人確認と、送る目的・お金の出どころの説明に答えられるようにする
  • 登録の無い地下送金は使わない

公式のページ

手続きの前に、ここから公式のページを開いて確かめてください。

この記事の確認日:2026-10-29