地震・台風の知らせを母語で受け取る準備
緊急地震速報や避難の知らせを、自分の言葉で受け取るための準備3つと、知らせに出る日本語の早見表です。避難する場所の探し方も、公式の地図で説明します。
この記事で分かること:
- 地震・台風の知らせを、母語で受け取るための準備
- 知らせに出る日本語の言葉と、そのときにすること
- 逃げる場所の探し方
準備は3つ(今日できます)
1. スマホの緊急の知らせをオンにする
スマホの設定に、緊急の知らせ(緊急速報)を受け取る項目があります。名前は機種や会社で違います。オフになっていないか、今確かめましょう。
2. 母語で届くアプリを入れる
観光庁が案内している「Safety tips」は、緊急地震速報・津波警報・気象の特別警報などを、15の言語で通知します。逃げるときの流れの図や、まわりの人に見せるカードもあります。くわしくは観光庁の災害時に役立つツールのページを見てください。
3. 気象庁の多言語のページを保存する
気象庁の多言語のページでは、天気・大雨・地震・津波・火山の情報を、英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・ベトナム語・インドネシア語・タイ語・ネパール語・ビルマ語・モンゴル語・タガログ語・スペイン語・ポルトガル語・クメール語で見られます。自分の言葉が無いときは、分かる言葉のページを選びます。
内閣府(防災)のページには、災害のときに便利なアプリとサイトをまとめたちらしが、15の言語であります。
知らせに出る日本語の早見表
知らせが日本語で来ても、この言葉だけ分かれば動けます。
| 知らせの言葉 | 意味 | すること |
|---|---|---|
| 緊急地震速報 | 強い揺れ(震度5弱以上)が予想された。震度4以上の地域に出る | すぐ頭を守る。揺れるまでの時間はとても短い |
| 大津波警報 | 津波が3mを超える予想 | すぐ高台や避難ビルへ |
| 津波警報 | 津波が1mを超え3mまでの予想 | 海や川の近くの人は、すぐ高い所へ |
| 津波注意報 | 津波が0.2m〜1mの予想 | 海から上がり、海岸から離れる |
| 警戒レベル3 高齢者等避難 | 逃げるのに時間がかかる人は逃げる | ほかの人は準備をする |
| 警戒レベル4 避難指示 | 危ない場所にいる人は全員逃げる | すぐに逃げる |
| 警戒レベル5 緊急安全確保 | 災害がもう起きている、またはすぐ起きる | 今いる場所で命を守る |
2026年5月29日から、大雨などの気象の情報の名前に、レベルの数字が付きました(例:「レベル3大雨警報」)。名前の数字は、上の警戒レベルと合っています。くわしくは、別の記事「台風・大雨の警報と警戒レベルの読み方」を読んでください。
逃げる場所の探し方
逃げる所には2つの種類があります。
- 指定緊急避難場所:命を守るために、まず逃げる場所。洪水・土砂災害・地震・津波など、災害の種類ごとに決められています。
- 指定避難所:家に戻れない人が、しばらく泊まる施設。
学校なら、校庭が避難場所、体育館が避難所ということがあります。津波のときは、津波に使える避難場所へ行きます。
場所は、国土地理院の地理院地図で探せます。2026年3月25日から、避難所も地図で見られるようになりました。ただし、地図の情報は市町村が登録したもので、新しくないこともあります。最後は、住んでいる市町村のページで確かめましょう。
家・職場・学校の近くで、それぞれ1か所ずつ、歩いて行く道も見ておくと安心です。
まとめ
- 今日、スマホの緊急の知らせ・Safety tips・気象庁の多言語のページを準備する。
- 「避難指示(レベル4)」が出たら、危ない場所の人は全員逃げる。
- 逃げる場所は災害の種類で違う。地理院地図と市町村のページで確かめる。
公式のページ
手続きの前に、ここから公式のページを開いて確かめてください。
- 観光庁「訪日外国人旅行者用災害時に役立つツール」
- 気象庁「Multilingual Information on Disaster Risk Reduction(多言語のページ)」
- 内閣府(防災)「災害時に便利なアプリとWebサイト(多言語)」
- 気象庁「緊急地震速報(警報)及び(予報)について」
- 気象庁「津波警報・注意報、津波情報、津波予報について」
- 首相官邸「防災気象情報と警戒レベル」
- 気象庁「新たな防災気象情報について(令和8年~)」
- 国土地理院「指定緊急避難場所・指定避難所データ」
- 国土地理院「災害時に滞在するための施設を地図で簡単に確認」(2026年3月25日)
- 内閣府 防災白書「指定緊急避難場所と指定避難所の確保」
- 国土地理院「地理院地図」
この記事の確認日:2026-10-29