秋はクマに注意 出没は過去5年で最多
環境省の速報で、4〜8月のツキノワグマの出没は過去5年で最多でした。秋は冬眠の前でクマが活発になり、町の近くにも出ます。会わないための行動と、会った時の対処をまとめます。
この記事で分かること:クマの出没が増えていること。秋に注意が必要な理由。クマに会わないための行動と、会った時の対処です。
何があったか
2026年10月18日、共同通信がクマへの注意を伝えました。環境省の速報値(そくほうち=早めに出す仮の数字)では、次のとおりです。
- 本州と四国のツキノワグマの出没は、2026年4〜8月で1万9,789件。過去5年で最も多い数です。
- ヒグマ(北海道のクマ)も合わせた人身被害(人がけがをすること)は、9月までに 68人。そのうち 6人が亡くなりました。
同じ10月18日には、埼玉県秩父市の山の中で、59歳の男性がクマに引っかかれてけがをしました(埼玉県の発表)。命に別状はありませんでした。
なぜ秋に注意が必要か
クマは冬眠(とうみん=冬の間ねむること)の前に、たくさん食べます。そのため、秋はえさを探して動き回ります。
- 山の中だけでなく、町や住宅地の近くに出ることもあります。
- 庭の柿や栗、外に出したごみが、クマを引き寄せることがあります。
- 専門家は、人の近くでえさを見つけたクマはまた来ることがある、と注意しています。
外国人の暮らしへの影響
東北・北陸・北海道などの農村や、山に近い町で働く人は特に注意してください。農業や林業の仕事、山菜(さんさい)やきのこ採り、渓流(けいりゅう)での釣りは、クマに会いやすい場面です。
ハイキングや紅葉(こうよう)を見に山へ行く人も、出かける前に情報を確かめましょう。
クマに会わないために
- 出かける前に:県や市のホームページで「クマ出没情報」を見る。
- 音を出す:クマよけの鈴やラジオを持つ。クマに人がいることを知らせます。
- 一人で行かない:きのこ採りや釣りに一人で行くのは危険です。
- 暗い時間をさける:朝早くや夕方は、クマが動きやすいと言われます。
- 家のまわり:落ちた柿や栗は片づける。生ごみは家の中に置き、収集日の朝に出す。
クマに会ってしまったら
- 走って逃げない。落ち着いて、静かにその場を離れる。
- 近くで襲ってきたら、地面にうつぶせになり、両手で首の後ろを守る(埼玉県の注意点より)。
- 町の中でクマを見たら、近づかずに 110番 か市役所へ連絡する。
日本語での説明が難しいときは、「クマ」「場所」「いつ見たか」だけでも伝えましょう。
まとめ
- 2026年4〜8月のツキノワグマの出没は1万9,789件で、過去5年で最多です。
- 9月までに68人がけがをし、6人が亡くなりました。
- 秋はクマが活発です。町の近くでも注意してください。
- 鈴やラジオで音を出し、一人で山に入らないようにしましょう。
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