途中から日本の学校に入るときの手引き
来日や引っ越しで、学期の途中から日本の学校に入るときの考え方です。教育委員会への相談、学年の決め方、日本語の助け、先に聞いておくことを説明します。
イラスト:sweeeeep
この記事では、日本の学校に途中から入る(来日した・引っ越した)ときの考え方が分かります。学年の決め方、日本語の助け、先に聞いておくことを説明します。
まず教育委員会へ
住む場所が決まったら、住民登録(じゅうみんとうろく)をします。そのあと、市区町村の教育委員会(きょういくいいんかい)に、子どもの学校のことを相談します。公立の小学校・中学校に入りたい外国籍の子は、日本人の子と同じように、無償で受け入れてもらえます。
入る時期については、国の資料に細かい決まりがありません。市区町村が案内します。まず「今から入れますか?」と聞きましょう。
必要な書類も、市区町村で違います。窓口で「何を持っていけばいいですか」と聞いてください。
学年はどうなる?
- 年齢と同じ学年に入るのが基本です。
- 日本語や勉強の進み方によっては、一時的に、または正式に、下の学年に入ることもできます。
- 外国で義務教育の期間が短く、日本の9年間を終えていない子は、本人が希望すれば、年齢と同じ学年に入ることもできます。
下の学年に入るときは、学校が本人と保護者に、よく説明することになっています。分からないことは遠慮せずに聞きましょう。
来日してすぐの助け
来日したばかりの子のために、日本語や学校生活をまとめて教える「初期集中指導(しょきしゅうちゅうしどう)」などの取り組みを進めるよう、国は求めています。小学校に入る前の子のための「プレスクール」もあります。どこまであるかは、市区町村で違います。
授業の中で、日本語を別の教室で教える仕組みもあります(別の記事で説明します)。
状況に合わせた学び
外国人学校をやめるなどして、勉強の機会がなくなった子は、日本語教室などで受け入れ、合う時期に学校へ入れるようにする、と国の指針にあります。「もう学校に入れない」と思わずに、教育委員会に相談してください。
障害や発達が心配なときも、相談できます。学校には、子どもの状況に合わせた学びの場があります。最初に決めた場は固定ではなく、成長や慣れ方に合わせて変えられます。言葉や文化の違いにも配慮して、本人と保護者に丁寧に説明することになっています。
準備のヒント
- 住む場所を決める(通う学校の範囲が変わります)。
- 前の学校の学年や成績が分かる書類があれば、持っていく。
- 子どもに、日本の学校のことを少し話しておく。
まとめ
- 途中からでも、希望すれば公立の学校に入れる。
- まず住民登録をして、教育委員会に相談する。
- 学年は、日本語や勉強の状況で下の学年に入ることもできる。
- 書類や時期は市区町村で違うので、窓口で確認する。
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