予防接種の日の数え方:生年月日から計算
定期接種を受けられる時期と、日にちの数え方(生後2か月・14週6日など)を、厚生労働省と法令の決まりで説明します。例の表で計算の仕方が分かります。引っ越した時の続け方も。
2026年10月29日
この記事で分かること:
- 定期接種(市区町村が行う予防接種)を受けられる時期
- 「生後2か月」「14週6日」の日にちの数え方
- 引っ越した時・外国から来た時の続け方
受ける順番の全体は、別の記事「赤ちゃんの予防接種:スケジュールの見方」も読んでください。
定期接種の一覧と、受けられる時期
| ワクチン | 受けられる時期(法令) | 標準の時期・回数(厚生労働省) |
|---|---|---|
| ロタウイルス | 生後6週から | 初回は生後2か月〜14週6日まで。2回または3回(ワクチンで違う) |
| 5種混合 | 生後2か月〜90か月(7歳半) | 生後2〜7か月に3回、その6〜18か月後に1回 |
| 子どもの肺炎球菌 | 生後2か月〜60か月(5歳) | 2か月から約1か月おきに3回、生後12か月以降に1回 |
| B型肝炎 | 1歳になるまで | 生後2か月・3か月・7〜8か月 |
| BCG | 1歳になるまで | 生後5〜8か月に1回 |
| MR(はしか・風しん) | ①1歳の1年間 ②小学校に入る前の1年間 | ①②で各1回 |
| 水ぼうそう | 1歳〜3歳になるまで | 1歳〜1歳3か月に1回、その6〜12か月後に1回 |
| 日本脳炎 | ①生後6か月〜90か月 ②9歳〜13歳になるまで | ①3歳で2回、約1年後に1回 ②9歳で1回 |
| 二種混合(DT) | 11歳〜13歳になるまで | 11〜12歳で1回 |
| HPV | 小学6年〜高校1年にあたる年度の女子 | 回数は市区町村の案内で確かめる |
| RSウイルス(妊婦さん) | 妊娠28週0日〜36週6日 | 1回 |
日にちの数え方(厚生労働省の決まり)
- 「出生◯日後」:生まれた日の次の日を「1日後」と数えます。
- 「生後6週0日後」:生まれてから6回目の、生まれた日と同じ曜日。
- 「生後14週6日後」:生まれてから15回目の、同じ曜日の1日前。
- 「生後2か月」:生まれてから2か月後の同じ日の前日。同じ日が無い月は、その月の最後の日です(例:7月31日生まれ→9月30日)。
- 「1歳」:MRでは「1歳の誕生日の前日」から1歳の1年間と数えます。
例:2026年4月10日(金)生まれ
| 項目 | 日にち |
|---|---|
| 生後6週0日後(ロタを受けられる始まり) | 2026年5月22日(金) |
| 生後2か月 | 2026年6月9日(火) |
| 生後14週6日後(ロタの初回の締め切り) | 2026年7月23日(木) |
| 生後12か月(MR・水ぼうそうの始まり) | 2027年4月9日(金) |
間をあける決まり
- 注射の生ワクチン(MR・水ぼうそう・BCG・おたふくかぜなど)の後に、別の注射の生ワクチンを受ける時は、27日以上あけます。
- それ以外の組み合わせは、2020年10月1日から、日数の決まりがなくなりました。
- 同じワクチンを何回か受ける時は、ワクチンごとの間隔を守ります(例:5種混合の1〜3回目は20日以上あける)。
何日目から受けられるかは、病院で確かめましょう。熱や、前の注射の所のはれがある時は、医師に相談します。
引っ越した時・外国から来た時
- お知らせと予診票(よしんひょう)は、住民登録をした市区町村から来ます。
- 市外から引っ越したら、新しい市区町村の保健センターに電話し、母子健康手帳を持って行きます(大阪市など)。
- 外国で受けた接種は、その記録を持って保健センターや病院で相談します。
- 決められた時期を過ぎると、定期接種として受けられないことがあります。長い病気で受けられなかった時は、特例があります。早めに相談しましょう。
まとめ
- 受けられる時期は法令で決まっている。表で確かめる。
- 生後2か月は「2か月後の同じ日の前日」。
- 引っ越したら、母子健康手帳を持って保健センターへ。
公式のページ
手続きの前に、ここから公式のページを開いて確かめてください。
- 厚生労働省「予防接種・ワクチン情報」
- e-Gov法令検索「予防接種法施行令」第3条(定期の予防接種の対象者)
- 厚生労働省「ロタウイルスワクチン」(Q&A:出生後の週数・日数の数え方)
- 厚生労働省「5種混合ワクチン」
- 厚生労働省「小児の肺炎球菌ワクチン」
- 厚生労働省「B型肝炎ワクチン」
- 厚生労働省「BCGワクチン」
- 厚生労働省「MRワクチン」
- 厚生労働省「水痘ワクチン」
- 厚生労働省「日本脳炎ワクチン」
- 厚生労働省「DTワクチン」
- 厚生労働省「RSウイルスワクチン」
- 厚生労働省「ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ」
- 大阪市「予防接種に関するよくある質問」
この記事の確認日:2026-10-29